レストランで喫煙禁止が必要な理由

長期的な健康リスクの低減

禁煙は従業員の健康を守ります。

たばこの煙に長期間さらされると、がん・心臓病・肺気腫など深刻な疾患のリスクが高まります。受動喫煙者も喫煙者と同様のリスクを抱えます。喫煙可能な飲食店で働く従業員は、たばこの発がん性物質NNKが検出されることが報告されています。カリフォルニア大学の2004年の調査では、禁煙により心臓発作が最大20%減少したとされています。フィンランドでも同様に、禁煙が職場の欠勤日数を大幅に削減したと報告されています。

既往症を持つ顧客と従業員の保護

既往症のある人への受動喫煙は致命的になることがあります。

喘息や慢性気管支炎、慢性副鼻腔炎、肺気腫などの呼吸器疾患を抱える米国人は約1億人に上ります。受動喫煙はこれらの症状を悪化させ、喘息発作や気管支感染を引き起こすことがあります。また、心血管系の疾患リスクも高まります。米国疾病予防管理センター(CDC)は、たった30分の受動喫煙でも心臓発作の致死リスクが喫煙者と同等になると指摘しています。

禁煙への動機付け

禁煙禁止はイギリスでの禁煙率向上に寄与しました。

たばこ依存は身体的な欲求だけでなく、喫煙という行為そのものやライフスタイルにも根ざしています。レストランでの禁煙は、食事や飲酒中に喫煙を楽しむ客に不便を強いることで、自然と喫煙回数を減らす効果があります。イギリスは2007年に飲食店での喫煙を禁止し、1年以内に約40万人が禁煙に成功しました。今後10年間で、同禁煙措置はイギリスだけで4万人以上の喫煙関連死を防ぐと予測されています。

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