杖とウォーキングスティックの歴史と選び方
歴史
19世紀から20世紀にかけて、杖は権力や地位の象徴とされていました。例えば、1700年代のロンドンでは、紳士が杖を携帯するには許可証が必要で、乱暴に振り回すと許可を失うこともありました。しかし、20世紀末になると、杖は主に整形外科的な歩行補助具として使われるようになりました。
杖(カーン)の選び方
杖の長さは使用者の身長の約半分が目安です。適切な長さを測るには、普段履く靴を履き、背筋を伸ばした状態で肘を自然に曲げたとき、手首から床までの距離を測ります。
従来のJ字型ハンドルは必ずしも人間工学的に最適ではありません。現在は、関節炎の方にも使いやすい様々な形状のハンドルが販売されています。
ウォーキングスティックの活用法
ハイキングやトレッキングでウォーキングスティックを使用すると、川渡りや急な坂道、岩場でのバランスが向上します。また、下り坂では膝への衝撃を軽減し、上り坂では背中や腰への負担を減らす効果があります。
適切な長さの測り方は、床から手のひらの上までの距離を測り、そこに約5cm(2インチ)を加えると快適な長さになります。
