トナー曝露の危険性とは?

概要

トナーは炭素ブラックを主成分とする密度の高い粉末です。米国環境保護庁(EPA)によれば、カドミウム、マーキュリー、鉛などの有害物質も含まれることがあります。また、米国食品医薬品局(FDA)は炭素ブラックトナーをクラスAの発がん性物質と分類し、カナダ保健省も同様に発がん性の可能性があるとしています。

吸入による危険性

極細の粉塵であるため、吸い込むと呼吸器に刺激を与え、喘息の発作や呼吸困難を引き起こす恐れがあります。皮膚や眼に付着すると刺激、発疹、結膜炎などの症状が現れることがあります。

アレルギー反応

トナーに含まれる成分に対して感受性がある人は、軽度から重度までのアレルギー症状を起こすことがあります。

安全対策

トナー交換や廃棄、プリンター内部の清掃を行う際は、粉塵用マスクを着用し、直接触れないようにしましょう。手や皮膚に付着した場合はすぐに洗い流すことが重要です。

リサイクル

トナーは人体だけでなく環境にも有害です。多くのメーカーは使用済みカートリッジの回収・リサイクルを推奨していますので、指定の回収方法で処分しましょう。

職場の安全 - 関連記事