ラップバンド手術の減量結果と特徴

ラップバンド(Lap‑Band)は、調整可能なバンドで胃の容量を制限し、食事量をコントロールする体重減少手術です。腸の再配線や胃の切除・縫合は必要なく、低侵襲で完全に調整・可逆的な点が特徴です。

減量

ラップバンド手術で減量できる量は個人差がありますが、平均すると手術後1週間に約0.7〜0.9kg(1.5〜2ポンド)減ります。減量速度は術前体重、食事管理、運動習慣などに左右されます。

期間

最も大きな減量は手術後1年以内に起こります。メーカーAllerganが公表したデータによると、患者の約34%が術後6か月で余剰体重の50%以上を、1年で50%以上を減らしています。また、誌『Obesity Surgery』の長期研究では、5年後の減量率は平均55%と報告されています。

安全性

急激な減量は健康にリスクを伴います。ラップバンドでも、1週間に2〜3ポンド(約0.9〜1.4kg)を超える減量は推奨されません。個人差はありますが、適切なペースでの減量が重要です。

他の手術との比較

伝統的な胃バイパス手術と比べ、ラップバンドは減量スピードが遅い傾向にあります。しかし、手術後5年以上経過した時点で、総減量量に有意差は見られません。また、長期的な体重維持率も胃バイパスと同等とされています。

メリット

減量に成功すれば、いびきや睡眠時無呼吸症候群、高血圧、2型糖尿病などの改善が期待できます。さらに、膝関節への負担が減少し、膝痛の緩和にもつながります。

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