ラップバンド手術の概要とポイント
ラップバンド手術は、カメラを用いた小さな切開で腹部に行う低侵襲手術です。胃を切除したりステープで縫合したりせず、上部胃にバンドを装着し、下部と分離して少量の食事だけを受け入れるポーチを作ります。
機能
- ラップバンド手術は、肥満患者の食事摂取量を制限し、少量の食事で満腹感を得られるようにすることで減量を促します。
手術時間・経過
- 手術は経験豊富な外科医で30〜60分程度で完了します。術後は、最初の1年間は6〜8週ごとに経過観察が必要です。
留意点
- 手術後は食事と運動の計画を遵守することが重要です。食事はゆっくりと摂り、食間の摂取や飲食中の飲料は避け、詰まりやすい繊維質の食物は控えます。
メリット
- 最大の利点は、効果的かつ長期的な体重減少が期待できる点です。バンドは装着中でも調整可能で、食物の通過速度を変えることで減量速度をコントロールできます。また、手術は可逆的です。
注意事項
- バンド手術は胆石のリスク増加、栄養不良、ポーチ容量超過による嘔吐、胃炎、デバイスのずれによる合併症などが生じる可能性があります。
