メスとはさみの違いは?

メス(スカルペル)

形状:鋭い先端を持つブレードがハンドルに取り付けられた構造です。使い捨てタイプと再利用可能タイプがあり、手術部位に合わせて様々な形状・サイズがあります。

精密性:ブレードが非常に薄く鋭いため、正確でコントロールしやすい切開が可能です。眼科、形成外科、神経外科など、組織へのダメージを最小限に抑える手術で使用されます。

使い捨て:感染リスクを防ぐため、ほとんどの場合は使い捨て設計ですが、滅菌して再使用できるタイプもあります。

はさみ(外科用はさみ)

形状:2枚のブレードがピボットでつながり、両側にハンドルがあります。用途に応じて様々なタイプとサイズが揃っています。

切断方式:はさみは刃同士がすり合わせる「剪断」動作で切ります。厚い組織の切断やトリミング、解剖に適しています。

主なタイプ:汎用的なMayoはさみ、繊細な解剖に使うMetzenbaumはさみ、眼科用のIrisはさみなど、刃形状や用途が異なります。

再利用:外科用はさみは高温・高圧滅菌などの徹底した消毒を行い、長期間使用できるよう設計されています。

まとめ

メスは正確な切開を、はさみは組織の剪断に適した切断を行います。手術の目的や対象組織に応じて、適切な器具が選択されます。

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