フェイスリフト手術の合併症と対策
合併症全般
合併症が起きると、治癒が遅れたり、異常な瘢痕が残ったり、疼痛や不快感、場合によっては永久的な変形を招くことがあります。特に喫煙者は合併症リスクが大幅に高く、術前後最低1か月は禁煙することが強く推奨されます。
血腫(ヘマトーマ)
血腫は皮下に血液がたまる状態で、場合によっては外科的に除去が必要です。皮膚が赤く腫れ、触れると痛みを伴います。術後に少量の出血は正常ですが、過度な出血や制御できない出血が続く場合は、直ちに医師の処置が必要です。
感染症
フェイスリフト後の感染は稀ですが、起きた場合は赤み、熱感、腫れが現れます。抗生物質で治療しますが、症状が重い場合は再手術が必要になることがあります。
瘢痕(はんこん)
外科医は耳の後ろや髪の生え際、顎下など目立たない部位に切開を行いますが、完全に痕跡を消すことは難しいです。時間とともに痕は薄くなりますが、濃い肌色の方は色素沈着や凹凸が残りやすく、術前に医師と相談しましょう。
神経障害
手術中に顔面筋を支配する神経が一時的に損傷することがあります。その結果、切開部周辺の感覚が鈍くなったり、筋力低下が起こりますが、通常は数週間から数か月で回復します。
