子宮摘出術の後遺症と対処法
身体的な後遺症
- 月経が止まり、妊娠もできなくなります。術後約2か月で日常生活に戻りますが、少なくとも6週間は重いものを持ち上げることを控えてください。
- 性欲が低下するのではと不安になる方もいますが、術前に性生活が良好だった女性は術後も満足できることが多いです。子宮の痛みや過多月経が原因で手術を受けた場合、慢性的な痛みがなくなることで性的快感が増すことがあります。
更年期
- 卵巣も同時に摘出した場合、手術直後に更年期が訪れます。卵巣を残した場合でも、自然より早く更年期が始まることがあります。主な症状は膣の乾燥やホットフラッシュです。
精神的な変化
- 手術後は悲しみや喪失感から、安心感や前向きな気持ちまで様々な感情が現れます。妊娠の可能性が失われたことによるうつ症状が出た場合は、専門家のカウンセリングやサポートグループの活用を検討してください。
尿失禁の可能性
- 子宮や子宮頸部を摘出する際に骨盤の支持組織や神経が損傷すると、ストレス性尿失禁(尿が漏れる)が起こりやすくなります。症状が重い場合は、後日に失禁手術が必要になることがあります。
手術自体のリスク
- 出血や血栓、感染(稀)といった一般的なリスクがあります。肥満、糖尿病、高血圧の方は合併症のリスクが高まります。
- 膀胱や腸などの臓器損傷、麻酔へのアレルギー反応も報告されていますが、致命的な合併症は極めてまれです。
