出産後10年や子宮摘出後に授乳が続く理由と対処法

はじめに

出産後10年、さらには子宮摘出術後に授乳が続くのは通常ではありません。ホルモンバランスの乱れや特定の疾患・薬剤が関与する可能性があるため、専門医の診察が必要です。

主な原因

1. プロラクチンの過剰分泌:乳汁産生を司るホルモンであるプロラクチンが、何らかの原因で高値を示すと、産後を過ぎても授乳が起こります。

2. 薬剤の影響:経口避妊薬、ホルモン補充療法、抗うつ薬、抗精神病薬などはプロラクチンを上昇させ、授乳を誘発することがあります。

3. 下垂体の異常:脳底にある下垂体が腫瘍や機能障害を起こすと、ホルモン調整が乱れ、授乳が続くことがあります。

4. 甲状腺機能低下症:甲状腺が低下するとホルモンバランスが崩れ、プロラクチンが上昇しやすくなります。

5. ストレスや不安:慢性的なストレスや不安はホルモン分泌に影響し、稀に授乳を引き起こすことがあります。

子宮摘出後の授乳について

子宮が除去されても卵巣が残っている場合、卵巣からのエストロゲンやプロゲステロンが分泌され続けます。その結果、下垂体がプロラクチンを産生し、授乳が続くことがあります。

受診の目安

上記のような症状がある場合は、まずかかりつけ医や内分泌科医に相談しましょう。診察・問診・血液検査(プロラクチン、甲状腺機能)や画像検査(下垂体MRI)を通じて原因を特定し、適切な治療方針が決定されます。

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