子宮摘出手術後の問題

子宮摘出手術(子宮全摘)後の問題は、身体的なものから感情的なものまで多岐にわたります。回復の標準的なロードマップはなく、個々の症状は人それぞれです。手術後は医師と密に連絡を取り、合併症や不調を早期に把握・対処しましょう。

痛み

  • 手術部位や性交時の痛みは最も頻繁に報告される症状です。術後すぐに処方薬で痛みをコントロールし、回復に合わせて市販の鎮痛剤へ切り替えることが一般的です。また、数週間は激しい運動を控えると痛みの軽減につながります。

    医師は通常、手術後4〜6週間は性交渉を控えるよう勧めます。この期間の治癒により、性交時の痛みは徐々に軽減します。

出血

  • 術後数日間は軽い出血が見られますが、女性によっては数週間にわたり出血が続くこともあります。手術後約2週間に再び血が出ることがありますが、これは手術中の血餅が排出されるためと考えられます。縫合糸が溶ける約8週目にも出血が起こることがあります。

    もし手術後4か月を過ぎても出血が続く場合は、速やかに医師に相談してください。

腸の問題

  • ガス、吐き気、便秘は術後によく報告される症状です。市販の薬で対処できることが多く、数週間で自然に改善します。

感染症

  • 膣カンジダ症、細菌性膣炎、尿路感染症のリスクがあります。カンジダは市販薬で治療可能ですが、細菌性膣炎や尿路感染は抗生物質が必要です。異臭や分泌物、排尿時の痛みがある場合は検査を受けましょう。

感情面の症状

  • 子宮摘出は心理的な負担が大きく、特に出産年齢での手術や卵巣も同時に摘出した場合は更に強く感じられます。卵巣除去により更年期が早まり、ホルモン変化で気分の揺れ、ホットフラッシュ、夜間の発汗などが現れます。

    同じ手術を経験した女性と話すことや、地域・オンラインのサポートグループに参加することで支えを得られます。医師に相談すれば、適切な支援情報を紹介してもらえます。

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