腹部筋腫除去手術後に月経が遅れることはありますか?

腹部筋腫除去手術後の月経遅延について

腹部から子宮へ切開し筋腫(子宮筋腫)を除去する手術(腹腔筋腫除去術)を受けた後、月経が遅れることがあります。以下に、術後の月経周期に影響を与える主な要因をまとめました。

子宮の治癒過程

筋腫除去手術後、子宮は組織の修復に数か月を要します。この回復期間中に子宮内膜の再生やホルモンバランスが変動し、月経が不規則になったり遅れたりすることがあります。

瘢痕組織(癒着)

手術によって子宮内に瘢痕組織が形成されることがあります。瘢痕が子宮内膜に影響を及ぼすと、月経時の脱落がうまく起こらず、遅延や不規則出血につながることがあります。

卵巣機能の一時的変化

卵巣はホルモンを分泌し月経周期をコントロールしています。手術後のストレスや血流の変化により、一時的にホルモンバランスが乱れ、排卵が遅れ、結果として月経が遅くなることがあります。

更年期への影響

更年期に近い年代の方は、手術による卵巣への血流障害が更年期の進行を早める可能性があります。その結果、月経が不規則になったり、無月経になることがあります。

受診の目安

月経が著しく遅れた、もしくは長期間不在になるなどの異常を感じた場合は、早めに産婦人科医へ相談してください。医師は個々の状況を評価し、必要に応じて超音波検査やホルモン検査を行い、適切なアドバイスや治療を提供します。

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