子宮摘出後に女性が頻繁に排尿するのはなぜ?
尿量増加の主な原因
ホルモンバランスの変化
子宮摘出手術(子宮全摘)に伴い卵巣も除去されることが多く、エストロゲンとプロゲステロンの分泌が減少します。これらのホルモンは体内の水分バランスを調整する役割を持っており、減少すると体が余分な水分を保持しやすくなり、結果として尿量が増えることがあります。
膀胱刺激
手術中に使用した器具や縫合糸、術後の腫れなどが膀胱を刺激し、排尿回数が増えることがあります。
尿路感染症(UTI)
子宮摘出後は膀胱の神経が損傷しやすく、完全に膀胱を排空できないことがあります。残尿が細菌の繁殖場所となり、尿路感染症を引き起こすリスクが高まります。
尿崩症(稀な合併症)
ごくまれに下垂体が損傷し、抗利尿ホルモン(ADH)の分泌が低下することで尿崩症を起こすことがあります。これにより極度の喉の渇きと大量の尿が見られます。
対処と受診の目安
上記のような頻尿や異常な症状が手術後に続く場合は、早めに担当医に相談しましょう。適切な検査と治療により、原因を特定し、必要な対策を講じることができます。
