膝裏側の痛みを伴うしこりの原因は?

膝の裏側にしこりと痛みがある場合、さまざまな原因が考えられます。代表的な疾患を以下にまとめました。

膝裏側のしこりの主な原因

ベーカー嚢胞(ポップライト嚢胞)

膝関節の内部にある液体が後方にたまり、液嚢が膨らんでできる嚢胞です。変形性関節症や半月板損傷など関節の異常が背景にあることが多く、腫れ、痛み、動かすときの違和感が現れます。

腱鞘嚢胞(ガングリオン嚢胞)

腱や関節の付近にできる、ゼリー状の液体がたまった嚢胞です。触ると固いものから柔らかいものまであり、押すと位置が変わることがあります。膝の後ろ側にできることもあります。

滑液包炎(特に内側顆骨滑液包炎)

腱と骨の間にある滑液包が炎症を起こす状態です。膝の下部、特に内側に痛みと腫れが出やすく、歩行や階段の上り降りで悪化します。

筋肉の損傷・捻挫

膝裏側の筋肉や腱が伸び過ぎたり裂けたりすると、局所的な痛みと腫れが生じます。スポーツや急な動きが原因になることが多いです。

神経の圧迫・損傷

坐骨神経や膝の近くの小さな神経が圧迫されると、しこりとともに刺すような痛みやしびれが出ます。

血管のトラブル(血栓・静脈炎)

血液の流れが滞ると血栓ができ、膝裏側に痛みと腫れを引き起こすことがあります。急に痛みが強くなる場合は要注意です。

いずれの場合も、正確な診断と適切な治療のために医療機関での受診が必要です。

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