肩甲上腕筋(Supraspinatus)部分断裂の手術は必要か?
非手術的治療が第一選択
肩甲上腕筋の部分断裂では、まず安静、氷冷、理学療法、鎮痛薬などの保存的治療が推奨されます。これにより痛みや腫れを抑え、機能回復を図ります。
手術が検討される状況
保存的治療で改善が見られない、断裂が大きい、または強い痛みや機能制限が続く場合は、手術が選択肢となります。手術の目的は断裂した腱を修復し、肩の正常な可動域と力を取り戻すことです。
手術方法の選択肢
1. 関節鏡下手術(Arthroscopic surgery)
小さな切開でカメラと細い器具を挿入し、損傷部位を確認しながら腱を縫合・不要組織を除去します。比較的小さく、アクセスしやすい部位の断裂に適しています。
2. 開放手術(Open surgery)
大きめの切開で直接腱にアクセスし、縫合や固定具で修復します。大きな断裂や、関節鏡では届きにくい部位の損傷に用いられます。
治療方針の決定
手術の有無は整形外科医と十分に相談し、断裂の程度、全身の健康状態、生活・スポーツ活動のレベルなどを総合的に評価して決めます。
