前十字靭帯(ACL)手術の概要とリスク・回復

損傷

前十字靭帯(ACL)は大腿骨と脛骨を結び、膝関節の中心を走る主要な安定靭帯です。方向転換や急ブレーキ時に過度の負荷がかかると裂傷しやすく、スポーツ選手に多く見られます。

リスクとメリット

手術が成功すれば、怪我前と同様の活動レベルに復帰できます。一方、全ての外科手術と同様に感染、瘢痕、麻酔に伴うリスクがあります。

手術方法

通常、膝蓋腱の一部を採取し、これを新しい靭帯として移植します。移植した靭帯は医療用スクリュー(金属または生体吸収性)で大腿骨と脛骨に固定されます。

関節鏡下手術

多くのACL損傷は関節鏡下手術で行われます。小さな切開からカメラと微小器具を挿入し、侵襲を最小限に抑えるため、外科医にとっても患者にとってもリスクが低減します。

回復期間

損傷の程度により、術後4〜6か月のリハビリと可動域制限が必要です。重度の場合は1年程度かかることもあります。

成功率

ACL手術は80〜90%の患者で痛みの軽減と膝の安定性・機能向上が見られます。約60%が術前と同等の活動レベルに戻ります。

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