ラップバンド手術のメディケア適用条件
ラップバンド手術は多くの患者にとって医療的に必要で命を救う手術ですが、2009年時点で米国では費用が15,000〜20,000ドルと非常に高額です。そのため、メディケアをはじめ保険会社は手術承認前に厳格な条件を設定しています。
BMI(体格指数)
- BMIが40以上で、かつ最低5年以上肥満状態が続いている患者は「高度肥満」と分類されます。
合併症の有無
- BMIが35〜40の患者は、糖尿病、心血管疾患、高血圧、睡眠時無呼吸症候群など、肥満に関連する少なくとも1つの合併症を有している必要があります。
過去の減量失敗
- 従来の食事療法や運動による減量が効果を示さなかったことを、医療記録で証明できることが求められます。管理された食事プログラムの記録も必要です。
事前要件
- 外科医との相談、心理評価、術前クラスへの参加が必須です。また、低カロリー・低脂肪・低炭水化物・高タンパク質の術前食事を実施し、胃周囲の脂肪を減少させ手術結果を向上させます。
手術へのコミットメント
- 手術リスクと生涯にわたるアフターケア・定期フォローアップの必要性を理解し、受け入れる姿勢が求められます。アフターケアは栄養、心理、生理の多面的アプローチで行われます。
施設要件
- 手術は、米国肥満外科医協会(ASMBS)の認定を受けた、メディケア承認の外科医と施設でのみ実施可能です。近隣の認定施設はリソースリンクから確認できます。
