5つの外科医の専門分野

外科医は人体の特定部位の外科的治療を専門とする医師で、さまざまな分野に分かれています。本稿では代表的な5種類の外科医とその主な業務を紹介します。

一般外科医(General Surgeon)

胸部や腹部の臓器、消化管、軟部組織に関わる疾患や外傷の診断・手術を行います。外科レジデンシーで幅広い手術経験を積み、様々な症状に対応できる総合的な知識が求められます。

脳神経外科医(Neurosurgeon)

脳、頭蓋、脊髄、末梢神経の手術を専門とし、頭部外傷や脳動脈瘤、腫瘍、出血などの処置を行います。てんかんや水頭症、脳卒中などの治療や、内視鏡・ロボット手術による腫瘍除去も担当します。

心臓外科医(Heart Surgeon)

心臓や大血管の外科手術を行う心臓外科医は、冠状動脈バイパスや大動脈瘤修復、心臓弁の置換・修復、ステント留置などを実施します。重度の心筋梗塞では心臓移植手術を行うこともあります。

形成外科医(Plastic Surgeon)

皮膚や軟部組織の再建・修復手術を担当し、火傷患者への皮膚移植や外傷後の組織再建を行います。また、美容外科として鼻形成術やフェイスリフト、脂肪吸引、乳房手術(拡大・縮小)なども行い、タトゥー除去やイボ・ほくろ除去といった小手術も手掛けます。

産科医(Obstetrician)

分娩を専門とする外科医で、妊娠中の母体と胎児のケアを行います。正常分娩の管理だけでなく、逆子や妊娠高血圧症候群などのハイリスク妊娠の対応、帝王切開による出生も担当します。

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