膀胱手術に伴う合併症とは

膀胱手術は、膀胱脱や尿失禁など様々な疾患に対して行われますが、手術後に起こり得る合併症があります。以下に主な合併症とその概要を示します。

排尿困難

スリング手術(膀胱脱や尿失禁の治療に用いられる)後に、尿が漏れる代わりに逆に尿がたまりやすくなり、排尿が困難になることがあります。膀胱が拡張するとスリングの機能が低下し、症状が悪化します。

過活動膀胱

膀胱がんの腫瘍切除(部分膀胱切除)を行った場合、膀胱の一部が失われることで過活動膀胱が生じ、頻尿や急な尿意、尿漏れが起こります。

骨盤臓器脱

尿失禁手術の際に膀胱の形状や位置を修復すると、膀胱だけでなく子宮・直腸・小腸など周囲の臓器が移動し、骨盤臓器脱を引き起こすことがあります。

尿路感染症

膀胱手術全般で起こりやすい合併症です。レトロパブリックサスペンションやスリング手術後に、膀胱や尿道に細菌がたまり感染が起こります。抗菌薬で治療し、術後回復期間中に注意が必要です。

性交時の痛み

手術後の膀胱や尿道の炎症、瘢痕組織の形成により、性交時に痛みを感じることがあります。数か月経っても痛みが続く場合は、医師に相談しましょう。

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