手術室で使用される機械とその役割
先進国の大病院の手術室には、手術チームができるだけ迅速かつ効率的に手術を行えるよう、多種多様な専門機器が備えられています。また、患者の安全を確保するために、生命兆候のモニタリングや合併症の早期警告も行われます。手術室で使用される機械は大きく4つのカテゴリに分けられます。
救急・生命維持装置
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心停止や術中の心停止が起きた場合、心肺バイパス装置(心肺人工呼吸器)で血液中の二酸化炭素を除去し、酸素を供給します。
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大動脈バルーンポンプは冠動脈への血流を増やし、心臓への負荷を軽減します。血圧・心拍・酸素飽和度などのバイタルサインは専用コンソールでリアルタイムに表示されます。
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人工呼吸器は呼吸の管理・安定化に使用され、手術台の横に常備されています。
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点滴ポンプは生理食塩水、麻酔薬、血液、各種薬剤をプログラム通りに投与し、点滴スタンドから供給します。
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バイタルサインが危険領域に入った際にすぐに使用できる、救急・蘇生用カート(コードカート)も手術室内に配置されています。
モニタリング装置
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患者に装着された電極やセンサーで心電図(ECG)、脈拍酸素飽和度(SpO₂)、頭蓋内圧などを連続測定し、統合モニタで一括表示します。
診断装置
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胸部手術などでリアルタイムの画像が必要な場合、バッテリー駆動のモバイルX線装置がベッドサイド近くに用意され、必要に応じて撮影できます。
最新手術技術
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患者への侵襲を最小限に抑えるため、ロボット支援手術が普及しています。外科医は手術台から離れたコンソールでロボットアームを操作し、3D拡大映像を見ながら微小カメラや器具を駆使します。
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レーザーは「光のメス」と呼ばれ、組織の切断・止血・腫瘍除去に利用されます。
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腹腔鏡(ラパロスコープ)はペンサイズの光ファイバー機器で、最小侵襲手術(MIS)を可能にし、大きな切開を不要にします。
