肝臓葉切除術(肝葉切除)
肝臓とは
人間の肝臓は大小さまざまな4つの葉(ローブ)から構成され、肝動脈と門脈によって血液が供給されます。主な機能は体内の解毒、インスリンなどのホルモンの代謝、消化に必要な化学物質の生成です。
肝臓の疾患
肝臓は肝炎、肝癌、肝硬変など多くの疾患に罹りやすいです。腫瘍が他部位に転移していない場合、病変がある葉だけを外科的に切除することがあります。
肝臓の再生能力
肝臓は唯一、自己再生が可能なヒトの臓器です。全体の25%程度の小さな残存部分でも、数週間で元の大きさにまで回復します。そのため、葉を切除した肝臓は完全に再生し、健康な肝臓から切り取った葉は他者へ移植することができます。
生体肝移植(ライブドナー肝移植)
1989年以降、生存しているドナーから肝臓の一部を摘出し、受容者へ移植する手術が確立しました。主に成人の肝臓の一部を子どもへ移植するケースが多いですが、成人から成人への移植も増加しています。
