アデノイド摘出術の主な副作用と注意点
アデノイド摘出術は、喉奥にある小さなリンパ組織(アデノイド)を除去する手術です。主に呼吸障害や睡眠時無呼吸、いびき、耳や副鼻腔の感染症を改善する目的で行われますが、手術に伴うリスクや副作用も存在します。
出血
- 出血は最も一般的な合併症で、稀に大量出血が起こり、輸血が必要になることがあります。輸血は献血者からの血液、または本人の自己血液(自己輸血)で行われます。
声の変化
- 極めて稀ですが、手術後に声が永久的に変化したり、鼻に逆流する感覚(鼻漏)が生じることがあります。
副鼻腔・耳の感染症
- アデノイド除去は鼻漏や副鼻腔・耳の感染症の改善を目的としますが、手術後に感染症が解消できず、むしろ症状が悪化するケースがあります。その場合、追加で鼻や扁桃、または副鼻腔の手術が必要になることがあります。
鼻気道の機能
- 手術が睡眠時無呼吸やいびき、口呼吸の改善に十分に効果しないことがあります。手術後も鼻気道の閉塞が残る場合は、別の治療が検討されます。
小児におけるリスク
- 特に小児は出血に気づきにくく、術後数時間は病院での観察が必要です。出血が見逃されると危険な状態になる可能性があります。
