背部手術後の感染症

背部手術後に細菌や真菌が感染すると、脊椎や椎間板、髄膜、髄鞘周囲が炎症を起こします。術後の適切な管理が重要です。

症状

  • 発熱、悪寒、頭痛、創部の紅斑・腫脹、疼痛、頸部の硬直、創部からの分泌液。
  • 四肢の脱力感、しびれ、感覚異常が感染前より増強することがあります。
  • 症状は軽度から重度まで幅広く現れます。

診断

  • 培養検査で原因菌(細菌・真菌)を特定し、血液培養や白血球数、CRP測定などの血液検査を実施します。
  • 必要に応じて画像誘導下での穿刺培養(針生検)を行い、感染部位の微生物を確認します。

治療

  • 創部の徹底的な清浄と再閉鎖を行い、抗菌薬(または抗真菌薬)で感染を制御します。

留意点

  • 感染組織や細菌を除去するため、追加の外科的デブリードマンが必要になることがあります。
  • 感染が脊椎の安定性を損なう場合、固定手術が求められることがあります。

注意事項

  • 重篤な感染ではさらなる手術と長期の抗菌薬投与が必要です。術後は血液検査で炎症マーカーを追跡し、正常化しない場合は治療方針を見直します。

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