手術後の感染症状と予防法
赤み
手術後に多少の赤みは自然ですが、時間とともに減少するはずです。感染が進行すると、切開部が濃い赤色になり、範囲が広がります。切開部から約1.3cm(半インチ)以上離れた場所に赤みが広がっている場合は、感染の初期サインです。
熱感
感染が起こると切開部が触れると熱く感じます。これは細菌が侵入し、白血球が集まって戦っているためです。血液検査で白血球数を測定すれば、感染の有無を判断できます。
腫れ
切開部が腫れ始めるのは、白血球が感染と戦えないときに起こります。炎症により皮膚が膨らみ、硬くなることもあります。膿がたまって硬くなった場合は、医師によるドレナージが必要です。
痛み
術後の痛みは通常数日で和らぎますが、過度に動かすと痛みは増します。痛みが続く、あるいは悪化する場合は感染の可能性があります。感染が進むと痛みと同時に発熱が見られ、これは確実な感染サインです。
分泌物
手術後は透明な分泌物が数日間出ることがありますが、すぐに減少します。感染が起きると、膿が緑がかった黄色や白色で出てきます。血液が混ざり、悪臭を伴うこともあります。これは細菌が組織を分解しているためです。
予防・対策
感染予防のために、手術前に手術部位の毛をしっかり処理しましょう。術後は抗生物質が投与されることが多く、細菌の侵入を防ぎます。退院後は医師に創部のケア方法やドレッシングの交換時期を確認し、濡らすべきかどうかを聞いてください。湿気は細菌の繁殖を助けるため、通常は水に浸すのではなく、湿らせた布で軽く拭く程度にとどめます。赤み、腫れ、分泌物などの異常が見られたら、すぐに医師に連絡し、感染の可能性を伝えましょう。
