精管切除(精管結紮)の種類と特徴
メリット
- 外来で行える手術で、短時間・痛みが少ない。
- 女性側の不妊手術や卵管結紮に比べ費用が安価。
- 毎日の服用が必要な避妊薬よりも経済的。
従来型精管切除
従来型は陰嚢の両側に小さな切開を入れ、精管(精子を精巣から尿道へ運ぶ管)を切断し、縫合またはクリップで閉鎖します。これにより精子が精液に混ざらず、妊娠できなくなります。
非外科的(ノースカルペル)精管切除
ノースカルペル法は切開を行わず、専用の器具で皮膚を穿刺し、精管にアクセスします。切開がないため出血が少なく、回復が早く、傷跡もほとんど残りません。
リスク・合併症
- 腫れや打撲は一般的で、自然に軽快します。
- 稀に精巣上体炎や精巣炎が起こり、疼痛と腫れを伴います。
- 精子が体内に残り免疫反応を起こすことがあります。
術後の効果と注意点
妊娠防止効果は手術後数週間から数ヶ月で完全に発現します。その間はコンドームなど他の避妊手段を併用してください。術後は医師のフォローアップで精液検査を行い、精子が検出されないことを確認します。
