卵管結紮(ライゲーション)に使用される製品の種類
卵管結紮(通称「卵管を結ぶ」)は、女性の避妊手術として広く行われています。精子が卵子に到達するのを防ぐために、さまざまな方法や製品が使用されますが、いずれの方法もリスクとメリットがあり、100%の効果は保証されません。
卵管クリップ
ノースカロライナ州チェペルヒルのジャロスラフ・フルカ博士が開発した「フルカクリップ」は、スプリング式のヒンジ付きクリップです。腹腔鏡下手術で、子宮に近い卵管に7mmのクリップを装着し、圧迫して固定します。卵管へのダメージが最小限に抑えられるとされ、チェペルヒル卵管再建センターでも推奨されています。
卵管リング
「ユーンリング」「レイループ」「ファロープリング」などと呼ばれるシリコン製バンドです。卵管の2〜3cmの長さが必要で、円錐形のアプリケーターで卵管を引き上げ「折れ曲がり」を作り、そこにリングを装着します。血流が遮断されるため、卵管内に瘢痕が形成され、精子が卵子に到達できなくなります。
リガチャーバンド(ポメロイ法)
最も一般的な手法は「ポメロイ法」です。吸収性のリガチャーバンドで卵管の一部を結び、余分な組織を切除します。切除後、卵管は瘢痕化し、腹膜が切端を覆うことでバンドは吸収され、二つの管端が離れた状態となり受精が阻止されます。
