子宮筋腫塞栓術の主な合併症
子宮筋腫塞栓術(UFE)は、子宮内の良性腫瘍である子宮筋腫の血流を遮断し、腫瘍を縮小させる治療法です。カテーテルを子宮動脈に挿入し、血管内にエンボリック粒子を注入して血供を止めます。
酸素欠乏
- エンボリック剤が誤って子宮筋腫以外の組織に流入すると、該当部位の酸素供給が遮断され、子宮壁や周囲組織が損傷する恐れがあります。
感染リスク
- 皮膚からカテーテルを挿入するため、切開は不要ですが、穿刺部位から感染が起こる可能性があります。発熱、腫脹、膿様分泌物などの症状が現れたら速やかに受診してください。
血管損傷
- カテーテル操作中に血管が穿刺、損傷、挫滅することがあります。出血や血腫が生じ、二次的に感染リスクが高まります。
造影剤アレルギー
- 手術中に血管の位置を確認するためX線造影剤を使用しますが、造影剤に対するアレルギー反応が起こることがあります。かゆみから呼吸困難まで症状は多様で、手術中の慎重な観察が必要です。
筋腫組織の排出
- 血流遮断により筋腫が壊死し、組織が子宮内を通って排出されることがあります。組織が部分的に残存すると疼痛や感染を引き起こすことがあるため、必要に応じて子宮掻爬(D&C)で除去します。
