胆嚢摘出手術の手順

胆嚢手術は、胆管が閉塞したり、胆石の蓄積で患者に症状が現れた場合に必要です。ほとんどの場合、危険性は低く、入院は1〜2日で済みます。

腹腔鏡下手術

現在の主流は腹腔鏡を用いた胆嚢摘出です。腹部に数か所の小さな切開を行い、そこから手術器具を挿入します。腹腔を二酸化炭素で膨らませ、視野を確保し、高解像度カメラで内部を観察しながら、器具で胆嚢を切除・止血します。手術後は器具を抜き、切開部を閉鎖し、24〜48時間の経過観察を行って退院します。

開腹手術

胆嚢が破裂した場合や合併症がある場合は、開腹手術が選択されます。右肋骨下部に5〜7インチ(約12〜18cm)の切開を行い、胆嚢と周囲臓器を露出させます。胆嚢を慎重に摘出し、損傷部位を修復します。破裂や胆管損傷がある場合は、腹腔内を徹底的に洗浄し、感染防止のために抗生物質入りの液体で洗浄します。入院期間は数日間必要です。

胆道造影(コランジオグラム)

手術前に胆道造影を行うことがあります。静脈注射で造影剤を投与し、X線やCTで胆管内の胆石や異常を確認します。これにより手術部位を正確に特定でき、探索時間やリスクを低減できます。

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