椎弓切除術とは

概要

椎弓切除術は、脊柱の神経を覆う骨構造である椎弓板(ラミナ)を完全に除去し、神経へのアクセスを確保する手術です。部分的に行う場合は「椎弓切開術(ラミノトミー)」と呼ばれます。

用途

  • 脊柱管狭窄症の減圧手術として最も一般的に行われ、神経への圧迫を軽減します。
  • 椎弓板を除去することで、椎間板ヘルニア除去(ディスク切除)や脊椎固定術(脊椎融合)など、他の脊椎手術を実施しやすくなります。

手術手順

  • 全身麻酔下で患者を寝かせ、背部に切開を加えて椎弓板を露出させ、必要に応じて除去します。
  • 術後の回復には約6週間を要し、通常の身体活動に戻るまでのリハビリが必要です。

リスク

  • 感染症、出血、血栓、呼吸障害、心筋梗塞、脳卒中など、一般的な外科手術と同様の合併症があります。

術後の結果

  • メイヨークリニックの報告によれば、椎弓切除術は脊柱管狭窄症の症状緩和に60〜90%の成功率を示します。ただし、将来的に再発の可能性が残ることもあります。

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