痔核摘除術からの回復
痔核摘除術(ヘモロイド切除術)は、痔核を外科的に除去する手術です。症状の重症度に応じて外来手術として行われることもあれば、入院が必要になることもあります。手術は痔核除去に有効ですが、術後の合併症や回復期間が長くなる可能性があります。適切な術後ケアを行うことで、回復をスムーズに進めることができます。
術後ケア
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手術後は自宅へ戻ったら安静にし、提供されたクッション(ドーナツ形の座布団など)を使用して座る際の不快感を軽減してください。坐浴(ぬるま湯に塩を加えた浅い浴槽に患部を浸す)は腫れを抑え、傷口の治癒を促します。
縫合で傷口を閉じる場合と、自然に開放して治癒させる場合があります。ドレナージ用の包帯が提供されることもあります。氷嚢で患部を冷やすと腫れと痛みが和らぎます。足を高くして横になると、圧迫が軽減されます。
リスクと合併症
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主なリスクは出血と感染です。稀に瘢痕組織が肛門管を狭め、排便が困難になることがあります。治癒過程で組織が肛門壁に付着し、瘻孔や癒着を引き起こすこともあります。排便時に少量の出血が見られることがありますが、通常は問題ありません。自発的な大量出血は緊急の合併症です。
医師に連絡すべきタイミング
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発熱、腫れ、発赤、創部からの分泌物がある場合は、直ちに医師へ連絡してください。これらは感染のサインです。また、激しい痛みが増した場合も同様です。術後に出血が続く、排尿・排便ができないといった症状が出たら、すぐに担当外科医に相談しましょう。
食事指導
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手術直後は透明な液体食から開始し、問題がなければ徐々に固形食へ移行します。便を柔らかく保つために便潤剤を使用し、十分な水分摂取を心がけてください。食物繊維が豊富な豆類や全粒粉のパンなどを取り入れると、便秘の予防に効果的です。
回復期間
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個人差はありますが、通常は6〜8週間で完了します。術後約10日目で医師の許可が出れば仕事に復帰できますが、重いものを持ち上げる作業は2〜3週間は控えてください。
