出血

  • 術後の内部出血は、手術中の臓器損傷や切開部からの出血が原因です。血圧低下や腹部膨満が見られたら緊急手術で止血が必要です。
  • 切開部からの出血も手術で対処されます。

創部感染

  • 創部が感染すると抗生物質で治療し、創部の清潔保持やドレッシング交換が重要です。

周囲臓器の損傷

  • 手術中に肝臓、膀胱、血管、神経、尿管などが偶発的に損傷することがあります。損傷は即時に修復されます。

吻合部漏出

  • 腸の再接続部(吻合部)から漏れが生じると、腹膜炎や感染を引き起こし、嘔吐、腹痛、ショック、高熱などの症状が現れます。外科的修復と抗生物質投与が必要です。

腸閉塞

  • 手術後数か月〜数年で癒着や瘢痕により腸閉塞が起こることがあります。点滴や腸の安静で経過観察し、改善しなければ探索手術を行います。

その他重要事項

  • 術後の食事管理、排便コントロール、人工肛門(ストーマ)ケア、精神的サポート、定期的な診察が必要です。管理栄養士、ストーマ看護師、サポートグループの活用が推奨されます。