股関節骨折とは?
股関節は球状関節で、大腿骨(大腿骨頭)が骨盤のソケットに入ります。骨が弱くなったり、直接的な外傷で大腿骨が折れると、金属のハードウェアで骨片を固定し、立位や歩行ができるようにします。
手術前の準備
一人暮らしの場合は、退院後の生活を家族や友人、介護サービスなどでサポートできる体制を整えておきましょう。自宅は段差の少ない低床ベッドや1階のトイレ・浴室にし、障害物を取り除きます。手術前日は絶食・絶水を指示され、医師から手術内容の説明と同意書への署名が求められます。
股関節釘(ヒップナイリング)手術の流れ
全身麻酔を行い、手術中は痛みを感じません。麻酔後、外科医は骨折部位を清潔にし切開します。X線で骨片の位置を確認し、金属のピン・スクリューやプレートで骨を固定し、股関節を安定させます。
手術後の経過
入院期間は平均3〜5日ですが、歩行補助具(杖や歩行器)で安全に歩けるか、指示されたリハビリができているかが退院の目安です。多くの場合、理学療法が処方されます。完全回復には2か月から1年ほどかかり、術前の状態や合併症の有無、リハビリの進捗に左右されます。
まとめ
股関節釘(ヒップナイリング)は比較的標準的な手術ですが、すべての手術と同様にリスクがあります。疑問点は医師に相談し、指示を守り、異常があればすぐに医療スタッフに報告することで、回復を促進できます。
