ペイロニー病の手術

ペイロニー病は、陰茎に硬結や変形が生じ、勃起が困難になることがある痛みを伴う疾患です。進行すると勃起不全を引き起こすこともあります。薬物注射(例:ベラパミル)などの保存的治療で症状が改善しない場合、手術が検討されます。

手術の概要

病状の進行度合いに応じて、さまざまな手術法が選択されます。手術を行う前に、患者さんの状態を詳しく評価し、外科的介入が適切かどうかを判断します。

ネスビット縫縮術(Nesbit Plication)

陰茎の曲がりを修正するために、長い側の組織を切除して縫縮します。この方法により、曲がりは改善しますが、陰茎の全長がやや短くなることがあります。

移植術(Grafting)

陰茎にできた硬結や腫瘤を除去し、他部位の皮膚を移植して陰茎の形状を整えます。

陰茎インプラント(Penile Prosthetics)

重度の勃起不全がある場合、空洞のインフレータブルチューブを陰茎内に埋め込みます。この手術は、他の治療法が効果を示さなかったときにのみ推奨されます。

静脈移植術(Vein Grafting)

強い曲がりがある場合、陰茎に小さな切開を行い、曲がりを直した後、患者自身の皮膚で覆います。

手術を検討する際のポイント

病状が安定していて進行が止まっている男性に手術は適しています。疾患がさらに進行し合併症のリスクが高まる場合は、早めに医師と相談し、最適な治療法を選択することが重要です。

手術(総論) - 関連記事