胆嚢摘出術後の胆汁トラブルとは?原因と対処法を徹底解説

胆嚢は肝臓のすぐ隣に位置し、肝臓で作られた胆汁を貯蔵・濃縮する消化器官です。胆石が胆管を塞いだり炎症が起きたりした場合、胆嚢を摘出する手術(胆嚢摘出術)が行われます。

手術の適応理由

  • 胆石が胆管や胆嚢にある場合
  • 胆嚢炎や膵炎などの炎症がある場合
  • 胆嚢の機能障害が疑われる場合

メイヨークリニックによれば、これらの状況で胆嚢摘出術(胆嚢切除術)が検討されますが、手術後に胆汁関連の問題や合併症が生じることがあります。

腹腔鏡下手術

腹腔鏡下胆嚢摘出術は、数ミリのカメラと細い手術器具を数か所の小さな切開から挿入し、胆嚢を摘出する方法です。傷口が小さく回復が早いのが特徴です。

開腹手術

開腹手術は、約15センチの大きな切開を腹部に作り、筋肉や組織を広げて胆嚢を直接取り除く従来の手術です。胆嚢が大きい、炎症が強いなどの場合に選択されます。

下痢

胆嚢摘出後、胆汁の分泌が増加し腸内での胆汁酸濃度が変化するため、慢性的な下痢が起こることがあります。抗下痢薬や胆汁酸吸収抑制薬で症状をコントロールします。

胆管損傷

腹腔鏡下手術における最も深刻な合併症は胆管損傷です。胆管が裂けたり狭くなったりすると胆汁漏れが起こり、肝臓にダメージを与える恐れがあります。早期の診断と適切な修復が必要です(メリーランド大学医療センターの報告)。

その他の合併症

手術後に倦怠感、嘔吐、疼痛などの症状が現れることがあります。これらは通常、時間とともに改善しますが、症状が続く場合は医師に相談してください。

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