内視鏡硬化療法による減量支援
内視鏡硬化療法とは
内視鏡硬化療法は、胃バイパス手術が拡張や周囲組織の拡大により失敗した場合に実施される修正手術です。減量を目的とした外科手術は、食事と運動で十分な効果が得られず、他に選択肢がない場合の最終手段として位置付けられます。
手順と原理
手術は内視鏡を用いて腹部内を観察し、硬化剤(硬化薬)を注入します。硬化剤は組織に瘢痕を形成させ、消化管の径を狭めることで食物の通過速度を遅らせ、満腹感を持続させます。これにより、拡張した胃袋や腸管が元の狭小状態に近づき、再び体重減少が期待できるようになります。
エビデンスと考慮点
2007年12月号『Surgery for Obesity and Related Disease』に掲載された研究では、内視鏡硬化療法は外来で30分程度で完了し、入院や長期の回復期間を必要としないことが報告されています。
手術後は翌日には仕事に復帰できるため、日常生活への影響が最小限に抑えられます。
Ocala(フロリダ州)にあるBariatric and Laparoscopy Centerのデータによると、手術の有効率は74%で、患者の大多数が体重を維持または減少させています。
