痔核切除術(ヘモロイド切除術)の主な合併症

痔核切除術(ヘモロイド切除術)は、外痔核を外科的に除去する手術です。外痔核は排便時のいきみや出産、便秘などが原因で徐々に形成され、座位や立位、排便時に痛みを伴うことがあります。症状が出てから72時間以内に手術を行うと、最も効果的とされています。手術はメスまたはレーザーで行われますが、合併症のリスクがあります。

疼痛(痛み)

  • 手術を推奨の72時間を過ぎて受けた場合、術後の痛みが緩和よりも強く感じられることがあります。多くの患者は術後に一般的な痛みと、排便時の痛みを経験します。中には排便時に裂けるような感覚を訴える人もいます。

出血

  • 術後に大量出血が起こることがあります。これは手術中に使用したエピネフリンの効果が切れたことが原因とされます。医師は縫合糸で止血を行うことが多く、患者は軟便剤や十分な水分摂取で便を柔らかくし、縫合部の裂けを防ぐことが推奨されます。

瘢痕形成(肛門狭窄)

  • 稀ですが、術後に瘢痕組織が過剰に形成され肛門狭窄を起こすことがあります。発症率は5〜10%とされています。狭窄が軽度の場合は軟便剤や食物繊維サプリで対処できることがありますが、重度の場合は再手術が必要になることがあります。

再発

  • American Society of Colon and Rectal Surgeons の研究によると、手術後の痔核再発率は約6%です。非手術的治療(薬剤・外用剤など)を受けた場合の再発率は約25%で、再発までの期間も手術群が平均25か月、非手術群が約7か月と差があります。

考慮すべき点

  • 多くの場合、痔核は数日から数週間で自然に吸収され、症状が軽い場合は市販の軟膏やウィッチヘーゼルを含むパッドで対処できます。食物繊維の摂取増加、水分補給、適度な運動、排便時のいきみ回避は予防に有効です。重度の疼痛や不快感がある場合は、手術のリスクとベネフィットを医師と十分に相談してください。

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