術後の吐き気・嘔吐の予防と対処法

手術後の吐き気・嘔吐

外来手術でも入院手術でも、術後に吐き気や嘔吐が起こる可能性があります。症状が続くと体にダメージを与え、回復が遅れる恐れがあるため、多くの医師は予防的に薬剤を投与します。代表的なのはデキサメタゾンで、これが効果不十分な場合はセロトニン拮抗薬が追加されます。さらに効果が見られない場合は、他の治療法が検討されます。

自分でできる対策はあるか?

まずは自分の状態や検討している対策を医師にしっかり伝えましょう。医師はあなたの病状に最適な判断ができます。患者として積極的に情報提供することは大切ですが、最終的な判断は医師に委ねるべきです。

食事・飲み物の摂取方法を工夫しましょう。大量の水を飲むより、病院で看護師が指示するように氷のかけらを少しずつ舐めると胃への負担が軽減します。術後1日ほどはゆっくりとした液体中心の食事に切り替えると良いでしょう。

生姜は強力な抗吐き気成分として知られています。手術前に医師の指導のもと粉末を摂取したり、手術後にお茶や粉末として摂取すると、吐き気や嘔吐の軽減に効果があると臨床試験でも示されています。

イソプロピルアルコール(消毒用アルコール)を用いたアロマテラピーも有効です。綿棒に少量を染み込ませ、蒸気を吸い込むことで術後の不快感を和らげる効果が報告されています。

鍼灸や指圧も有効な手段です。鍼は専門家に施術してもらう必要がありますが、指圧は自分でもできます。手首の内側、手首関節から約3本分下にある「P6(内関)」というツボを押すと、吐き気が軽減されることがあります。

ペパーミントオイルもアロマテラピーやハーブティーとして利用できます。加熱式の蒸気装置で吸入したり、ティーに加えて飲むと、吐き気の緩和に役立ちます。

その他にもオンラインや代替医療の専門家が提供するハーブ療法があります。試す際は必ず医師に相談し、信頼できる情報源を利用してください。特にがん治療に関わるサイトは、吐き気対策に関する情報が充実しています。

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