臓器提供と組織提供の違いとは?

多くの男女や子どもが重篤な病気に苦しんでおり、適切な治療が行われなければ命を失う恐れがあります。臓器や組織の移植を受けた人は生活の質が大きく向上し、常に抱える不安や医療手続きから解放されます。病気や重大な損傷がなければ、誰でも臓器や組織の提供者になることができますが、提供の種類によって条件や手続きに違いがあります。

臓器提供とは

臓器提供は、腎臓・肝臓・肺・心臓・腸・膵臓などの主要臓器を、臓器機能不全や疾患で苦しむ患者に移植することです。提供者になるには、運転免許証の更新時に自治体のDMVへ意思表示を行うか、別途発行されるカードで意思を示します。臓器提供は、提供者が生きているうちに(例:腎臓や肺の一部)または脳死状態で行われます。

組織提供とは

組織提供は、皮膚・骨・心臓弁などの組織を必要とする患者へ提供することです。通常、臓器提供者は自動的に組織提供者にもなりますが、どちらも登録されていない場合は、葬儀社や医師が近親者に連絡し、組織の提供許可を求めます。

提供者は死亡していなければならないか

組織提供者は必ず死亡後にしか提供できません。一方、臓器提供者は生存者(例:腎臓や肺の一部)や脳死状態の方が対象です。臓器は移植時に血液循環が続いている必要があるため、脳死状態で血液がポンプされている間に摘出されます。

提供までの時間枠は

臓器提供の場合、脳死から摘出までの時間は血流が保たれている限り問題ありません。組織提供は、死亡後24時間以内に摘出しなければ鮮度が保てず、移植に適さなくなります。

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