足の爪手術に伴う合併症とリスク
足の爪手術は、巻き爪や爪真菌感染などさまざまな理由で行われます。全爪を除去する場合や、一部だけを除去する場合があります。多くは合併症なく終了しますが、稀に以下のようなリスクが生じます。
感染
- 手術部位が感染するリスクは、除去した爪の範囲や手術前に既に感染があるかどうかで変わります。リスクが高いと判断された場合、医師は抗生物質を処方します。
爪床の裂傷
- 爪を除去する際に爪床が裂けることがあります。裂傷は疼痛を伴い、感染リスクも高まります。深い裂傷の場合は縫合が必要になることがあり、出血がひどい場合は焼灼(やきさく)処置が行われます。
遠位趾部虚血
- 手術中に止血帯(ツアニケット)を使用しますが、締めすぎると遠位の血流が阻害され、虚血や壊死が起こることがあります。止血帯は手術終了直後にすぐに外すことで予防できます。
組織損傷(過度の焼灼)
- 出血を止めるために焼灼を行うことがありますが、過度に行うと爪床の組織が失われ、神経損傷につながる恐れがあります。医師は適切な範囲で処置を行う必要があります。
嚢胞(シスト)形成
- 手術の原因となった巻き爪などが再発し、小さな嚢胞ができることがあります。嚢胞は追加の外科処置が必要となり、回復期間が延長します。
