UPPP手術の副作用とは
手術の概要
UVP(口蓋垂会陰咽頭形成術)を受けると、医師は喉の奥にある軟部組織の一部を外科的に切除します。この軟部組織が睡眠中に気道を覆い、呼吸困難を引き起こすのです。扁桃腺や腺様体が残っている場合は、通常それらも除去されます。レーザーを用いた同様の手術法もありますが、従来の手術に比べ効果は低いとされています。
短期的な副作用
手術直後は医師の指示に従うことが重要です。最も懸念されるのは感染症の発生です。メリーランド大学病院では、感染リスクを減らすために手術前に抗生物質を投与することを推奨しています。また、喉の筋力が低下し、液体を飲む際に気道へ流れ込む(口蓋咽頭不全)可能性があります。
長期的な副作用
長期的には、喉の組織を除去した影響で声の音域が変化したり、嗅覚が低下または変化したりすることがあります。さらに、最も懸念されるのは手術後も閉塞性睡眠時無呼吸症候群が持続または再発する可能性です。この場合、他の治療法での改善が難しくなることがあります。
UPPPが睡眠時無呼吸症候群に与える影響
メリーランド大学の調査によると、UPPPの成功率は65%以下で、時間が経つにつれて低下し、長期的には約50%にまで下がります。そのため、喉の軟部組織に異常がある患者に限定して手術が推奨されます。重度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群の場合、手術後も持続的にCPAP(持続陽圧呼吸)装置の使用が必要になることが多いです。
代替治療法
UPPP以外にも治療法はあります。最も一般的なのはCPAP装置で、睡眠中に気道を開いた状態に保ちます。その他、Pillar(ピラー)と呼ばれる小さなインプラントを軟口蓋に埋め込み、崩壊を防ぐ方法や、肥満が原因の場合は体重減少によって症状が改善することがあります。
