胆嚢摘出手術後の合併症と対処法

手術はどのように行われるのか

胆嚢摘出は、腹部に大きな切開を加える開腹手術と、数箇所の小さな切開から器具を挿入する腹腔鏡手術の2種類があります。手術中に胆管内の胆石が多数ある場合は、より確実に石を除去できるよう開腹手術に切り替えることがあります。


手術後に期待できること

多くの場合、日帰り手術または短期入院で済みます。麻酔の影響で痛みや吐き気、嘔吐が起こることがありますが、通常は数日で改善します。腹腔鏡手術を受けた患者は約1週間で仕事に復帰でき、開腹手術の場合は4~6週間かかります。


主な合併症

手術後に起こりやすい合併症としては、出血や感染があります。症状としては発熱、切開部の赤み、倦怠感、腹部の腫れなどが挙げられます。まれに肺炎、血栓、心臓疾患が生じることもあります。


その他の合併症

手術中に胆管、腸管、主要血管を損傷するリスクは低いですが、起きた場合は胆汁漏れによる感染を防ぐために再手術が必要になることがあります。


受診すべきサイン

以下の症状が現れたら速やかに医師の診察を受けてください。

  • 体温が38℃(100°F)以上の発熱
  • 出血や切開部の腫れ・痛みが続く
  • 持続的な吐き気や嘔吐、食事が摂れない
  • 切開部から膿が出る、または周囲が赤くなる

手術(総論) - 関連記事