肩の外傷と整形外科での対処法
肩の損傷は放置すると激しい痛みや機能障害を引き起こします。早期に症状を把握し、適切な診察を受けることで、長期のリハビリや手術を回避できる可能性があります。
警告
肩に過度の痛みや硬直、可動域の制限がある場合は、肩の損傷が疑われます。整形外科専門医の診察を遅らせると、手術やリハビリが必要になるリスクが高まります。
不安定性
肩関節が通常の位置から外れた状態を指します。可動域が制限され、腕を上げる際に痛みが生じます。
インピンジメント(肩峰下衝突症候群)
肩の軟骨や靭帯が摩擦によりすり減り、肩甲骨と筋肉が衝突することで起こります。繰り返しの動作が原因となるスポーツ障害です。
ローテーターカフ損傷
ローテーターカフは肩の筋肉と腱の集合体で、ほぼ360度の自由な動きを支えます。筋肉が断裂すると、肩の機能が著しく低下します。
脱臼
転倒や強い衝撃で肩が外れた場合、ポップ音や激しい痛みが伴います。迅速に診察しないと長期的な合併症を招く恐れがあります。
骨折
鎖骨や肩の外側に圧痛や腫れがある場合は骨折の可能性があります。鎖骨骨折は緊急搬送が必要で、上腕骨骨折が疑われる場合はスリングで固定し、医師の診察を受けてください。
肩関節離開(分離)
脱臼とは異なり、肩が筋肉から離れる状態です。圧痛や腫れがあり、傷側の腕を支えると痛みが和らぐ場合は分離が考えられます。スリングで固定し、医師に相談してください。
