鼻ポリープの除去方法と原因
鼻ポリープとは
鼻ポリープは、鼻腔や副鼻腔の粘膜にできる涙滴状の良性腫瘍です。主に慢性的な炎症が原因で、アレルギー性鼻炎やアスピリン過敏症、嚢胞性線維症の患者に多く見られます。
鼻ポリープの除去方法
外科的除去
外科的除去は、主にポリペクトミーと内視鏡下副鼻腔手術(ESS)の2種類があります。
- ポリペクトミー:小さなポリープを機械的吸引やデブリッジングツールで切除します。
- 内視鏡下副鼻腔手術:内視鏡を鼻腔に挿入し、拡大映像でポリープを確認しながら切除します。
多くの場合、外来で行われますが、全身麻酔が必要になることもあります。
非外科的除去
ステロイド薬による治療でポリープを縮小させる方法があります。
- 局所ステロイドスプレー(フルチカゾン、ブデソニド、ベクロメタゾンなど)を使用します。
- 局所薬が効果がない場合は、経口ステロイド(プレドニゾン)を短期間使用します。
ステロイドは副作用があるため、長期使用は避けます。
遺伝的要因
メイヨークリニックによると、家族性鼻ポリープはHLA‑DR7遺伝子と関連しています。また、ケンブリッジ大学の研究では、一卵性双生児のどちらかが鼻ポリープを発症すると、もう一方も高い確率で発症すると報告されています。
