尿道カテーテルの種類と使用手順

尿道カテーテルは膀胱から尿を排出し、集めるためのチューブシステムです。尿失禁や尿閉など、排尿機能に問題がある人が使用します。患者の状態に応じて、いくつかのタイプが選択されます。

フォーリーカテーテル(留置カテーテル)

フォーリーカテーテルは膀胱内に留置できるタイプで、長期間使用が可能です。チューブと未膨張のバルーンを尿道から膀胱へ挿入し、バルーンに滅菌水を注入して膨らませます。これによりチューブが固定され、尿はチューブを通ってバッグへ流れます。バッグは毎日排出し、定期的に洗浄します。使用が不要になったら、バルーンの空気を抜き、チューブをゆっくり抜くだけで完了です。

テキサスカテーテル(コンドームカテーテル)

テキサスカテーテルは、陰茎に装着するコンドーム型のバッグとチューブから構成されます。尿はチューブを通ってバッグへ集められ、毎日排出・洗浄します。使用期間は短く、尿路感染や陰茎への摩擦、尿道閉塞のリスクが高いため、医師の指示のもとでのみ使用します。

間欠カテーテル(自己導尿)

間欠カテーテルは、患者自身または介助者が必要なときに膀胱を排尿させるために使用します。手順は以下の通りです。

  1. 手と尿道周辺を石鹸と水、または消毒剤でしっかり洗浄します。
  2. カテーテルの先端2インチ(約5cm)に水性潤滑剤を塗布します。
  3. カテーテルを尿道にゆっくり挿入し、膀胱に到達したら尿が流れ始めます。
  4. 尿が流れ続ける間、さらに約2インチ(約5cm)挿入し、尿が止まるまで待ちます。
  5. 尿が止まったら、カテーテルをゆっくり抜き、使用後は手とカテーテルを再度消毒します。
  6. 排出された尿は適切な容器に入れ、処理します。

各カテーテルは使用目的や期間に応じて選択し、正しい手順と衛生管理を守ることが感染防止につながります。

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