宇宙開発から生まれた医療技術の代表例3つ
人工関節
人工股関節置換手術に用いられる人工関節の開発は、ロケットノズル用の高性能素材探索から直接影響を受けました。航空宇宙機器向けに求められた「強度が高く、軽量で、摩耗に強い」材料の研究により、外科用インプラントに最適な新合金や高分子が発見されました。
人工心臓弁
アポロ計画で開発された携帯型心臓弁リサシタートは、ヒトに移植できる人工心臓弁の基礎となりました。初期のデザインは、サターンVロケットの燃料システムに使用された一方向性のダックビルバルブに着想を得ています。
耳用体温計
宇宙船の熱制御に用いられた赤外線技術は、後に非侵襲的な体温測定器として応用され、特に乳幼児の体温測定に適した耳用体温計の重要な部品となりました。
