膝下切断(BKA)に関する患者向け情報
膝下切断(Below‑Knee Amputation、BKA)は、足や下腿を外科的に切除する手術です。かつては永久的な障害とされていましたが、近年の義足技術の進歩により、術後も健康で充実した生活を送る患者が増えています。
原因
- 糖尿病による感染性潰瘍、下肢や足の腫瘍・がん、救えない重傷などが、医師がBKAを選択する主な理由です。
発生率
- 糖尿病患者の約7%が潰瘍を発症し、BKAが必要となります。これらの患者は全BKA手術の30〜40%を占めます。小児においてはがんや腫瘍が最も多い原因です(出典: www.vascular.co.nz)。
術後の経過
- 手術後はドレッシングを約10〜14日間装着し、その後除去します(『Below‑Knee Amputees Manual』)。
義足装着
- 創部が治癒しドレッシングが外れたら、義肢装具士(オーソティスト)と相談し、義足のフィッティングを行います。新しい肢体の使用法を習得するために理学療法が必要です。
リスク
- 術後に幻肢痛が起こることがあります。まれに心筋梗塞や脳卒中、血栓形成、創部感染といった合併症も報告されています。
心理的対処
- 術後に抑うつ状態になることは珍しくありません。心理カウンセラーやセラピスト、同様の経験を持つ支援グループへの参加を検討してください。
