自宅の準備

手術後は、頻繁に使用するトイレタリーや電話などを取りに屈む・伸ばす必要がないよう、生活環境を整えます。階段の使用を避ける、伸長棒(リーチエクステンダー)を用意するなどの工夫が有効です。

痛みの管理

術後には麻薬系鎮痛剤や筋弛緩剤が処方されることがありますが、常用が必要なわけではありません。10分程度の散歩や市販の鎮痛薬を併用することで、筋肉をほぐし痛みを軽減し、薬への依存を減らすことができます。

安静と日常のサポート

低侵襲手術を受けた場合でも、手術当日中に起き上がれることがありますが、家事やペットの世話などは誰かに手伝ってもらうよう手配してください。外科医からは手術の種類に応じた具体的な安静指示が出されます。

活動制限

手術ごとに持ち上げや運転に関する制限期間が異なります。術後2週間目の術後診察で、運転や5〜10ポンド(約2.3〜4.5kg)以上の重量物を持ち上げて良いかどうかが判断されます。

背骨サポート

低侵襲手術後にブレースの必要性は議論がありますが、安定性を保つためにブレースやコルセットが処方されることがあります。背骨のねじれを防止する目的です。ブレースの装着と可動性については、必ず担当医と相談してください。

感染予防

切開部の感染は深刻な合併症につながります。切開部は常に清潔・乾燥を保ち、保湿クリームの使用は避けてください。異常が見られた場合は速やかに医師へ連絡しましょう。