肩手術で用いられる鎖骨間神経ブロックの副作用と合併症

手技

鎖骨間神経ブロックは、肩や上腕の手術で全身麻酔の代わりに用いられる局所麻酔です。麻酔科医はまず皮膚にブピバカインなどの局所麻酔薬を塗布し、針を挿入して神経近傍まで誘導します。その後、麻酔薬を注入し神経ブロックを行います。

効果持続時間

マサチューセッツ総合病院の報告によれば、麻酔の直接的な効果は手術後最大18時間続くことがあります。その間、患者は肩・腕・手を使用できず、スリングで保護する必要があります。

原因

主な副作用は、局所麻酔薬が肩や腕の近くの神経へ拡散することに起因します。これにより横隔膜や喉、顔面の神経が一時的に影響を受けることがあります。

副作用

典型的な副作用として、声がかすれる、軽度の嚥下困難、軽い息切れ、まぶたの下垂や視界のぼやけが報告されています。ほとんどは数時間から数日で自然に改善します。

合併症

極めて稀ですが、針が肺の表面を貫通して気胸を起こすことや、神経損傷による痙攣や長期的な神経機能障害が生じることがあります。

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