胆嚢摘出手術後の回復方法

胆嚢は肝臓で作られる胆汁を貯蔵する梨形の臓器で、脂肪分の多い食事を摂取した際に働きます。遺伝や食生活、妊娠などの要因で胆汁のバランスが崩れると、胆石が形成されることがあります。胆石は痛みを伴い、胆嚢や肝臓など近隣臓器に炎症を起こすほか、胆管を閉塞させることもあります。重度や慢性的な症状が続く場合、胆嚢摘出手術が選択されますが、術後の回復は食事が大きく影響します。

回復のポイント

  1. 介護体制の確保:手術後約1週間は、子どもやペットの世話を手伝ってくれる人を確保し、前かがみや持ち上げは避けます。
  2. 低脂肪の少量食:術後2週間は、健康的で低脂肪の食事を少量ずつ頻回に摂取し、消化器系への負担を軽減します。
  3. 栄養と水分、睡眠:マルチビタミンを摂取し、1日8杯以上の水を飲み、10時間以上の睡眠を確保して体の回復を促します。
  4. 薬の服用:医師の指示通りに鎮痛剤と抗生物質を食事と共に服用し、感染や痛みを防ぎます。下痢やガスが出た場合は止瀉薬と追加の水分を摂取してください。
  5. 氷嚢での冷却:必要に応じて切開部に20分間ずつ氷嚢を当て、腫れを抑えます。
  6. 創部のケア:医師がバンドエイド除去を許可したら、抗菌石鹸で1日2回シャワーで創部を洗浄し、抗菌軟膏と清潔な包帯で覆います。
  7. 適度な歩行:日中は1時間ごとに部屋の中を短く歩き、血栓リスクを低減します。歩行が困難な場合は、1時間ごとに5分間足を曲げ伸ばししてください。
  8. フォローアップ受診:手術後7〜10日で医師の診察を受け、術後検査とステープルや縫合糸の除去を行います。

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