硝子体切除手術後に期待できること

硝子体切除術は、眼の硝子体(網膜と水晶体の間にあるゲル状の液体)を除去する手術です。外傷、感染、黄斑裂孔、硝子体出血、網膜剥離など様々な疾患で必要となります。

痛みと不快感

手術後数日間は不快感や痛みが一般的です。眼球外側やまぶたの腫れが見られ、かすかなかきむしるような感覚や鋭い痛みを感じることがあります。

外観

眼が赤く腫れることがあります。軽度の充血や浮腫は正常ですが、症状が悪化し、分泌物や発熱がある場合は感染の可能性があるため、速やかに医師に連絡してください。

薬剤と治療

手術後は1日数回、氷嚢を眼に当てて腫れを抑え、痛みを和らげます。市販の鎮痛剤(例:アセトアミノフェン)も有効です。手術後1週間は5ポンド(約2.3kg)以上の重い物を持ち上げることや、激しい運動、前屈みは避けてください。医師が処方する抗生物質の軟膏や点眼薬を使用します。

アイパッチ

手術直後は医師が眼にバンドエイドとシールドを装着し、まぶたが閉じた状態を保ちます。バンドエイド除去後も、入浴や睡眠時にプラスチック製のシールドを使用し、医師の指示があるまで継続してください。

視力

手術後約1週間で視力が徐々に回復し始めますが、初期はかなりぼやけた状態です。手術の目的や症状により、視力の改善には最大で1年かかることもあります。

リスクと合併症

硝子体切除は比較的日常的な手術ですが、感染、視力低下、失明のリスクがあります。また、深度感覚の喪失、複視、網膜のしわ(レチナラッセル)なども起こり得ます。

硝子体代替液

手術中に除去した硝子体は、生理食塩水や特別なバランス液で置換します。これにより眼球の形状と内部圧が保たれます。時間が経つと眼が自ら新しい硝子体様の液体を分泌し、徐々に置換液が置き換えられます。

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