塩は食卓の調味料として最も身近ですが、実は料理や健康、掃除以外にもさまざまな活用法があります。精製塩、ヨウ素添加塩、コーシャーソルト、海塩など種類は豊富で、これらを上手に使うことで家庭でできる簡単なセルフケアが可能です。

経口補水療法(ORT)

重度の下痢で失われた体液と電解質を補うために、塩・砂糖・水を混ぜた自家製の経口補水液が有効です。

  • 水 500ml に対し、塩 小さじ1/4 と砂糖 小さじ1/2 を溶かす。
  • 子どもや高齢者の下痢時に、少量ずつ飲ませる。

口腔ケア

塩は口臭予防や歯のケアにも役立ちます。

  • 塩と重曹を同量で混ぜ、ぬるま湯に溶かしてうがいに使う。
  • 塩と重曹(塩 1 部分、重曹 2 部分)を細かくすり混ぜ、歯磨き粉として使用すると、歯の黄ばみ軽減や歯垢除去に効果的です。

のどの痛み

塩は抗菌作用があり、うがいでのどの炎症を和らげます。

  • 温かい水 240ml に塩 小さじ1/2 を溶かし、30分おきにうがいする。

目元・足のむくみ

塩水はむくみの軽減にも利用できます。

  • 熱めの水 1 リットル に塩 小さじ1 を溶かし、コットンパッドに浸して目元に数分当てる。
  • 足を温かい塩水(塩 大さじ1 を加えた湯)に浸し、最後に冷水でさっぱりさせる。

肌トラブル

虫刺されや毒常緑のかぶれに塩は有効です。

  • 蜂に刺された箇所を湿らせ、塩を直接ふりかけて痛みを和らげる。
  • 蚊やダニの刺痕は温かい塩水に浸し、かゆみを抑える。必要に応じてラードと塩を混ぜた軟膏を作る。
  • 毒常緑に触れた肌は、温かい塩水で洗い流すか、全身浴で塩水に浸した後、清水でよくすすぐ。